インプットとアウトプットの「正のスパイラル」を生み出す「書評」のススメ
「書評にチャレンジしようと思ってるけど,敷居が高いな」と感じてる方は少なくないと思います.私は書評を始める前,このように思っていました.
- そもそも本を読むの好きじゃないんだよな
- 要約するだけじゃダメなんだよね?
- なんだかただの感想文になっちゃいそう
書評を始めてみて感じた魅力や,自分にとってどんなメリットがあったのかを書きます.先月までブログのメンタリングをしていただいたカックさん(@kakakakakku)に教わったこと,自身で経験したことをもとに書いていきます.
書評を始めて変わった意識
私は今,「本を読む」ことについて,このように感じています.
- 本には新しい知識や考え方のお宝がたくさん
- 「本を読む」という感覚よりも「ネタ(お宝)を探す」という感覚
- 新しく知った言葉をキーワードに,別の本を読む(さらなるお宝探しの旅へ出発!)
そのため,自然とインプットを自ら求めるようになり,「本を読む」ことが「苦」ではなくなりました.
私の読み方(お宝探し)
私の場合の読み方をご紹介します.共感した箇所,大事だと思った箇所など,少しでも気になった単語には丸で囲ったり,文章にはラインを引きます.特に心に響いた箇所には付箋を貼って後で読み返しやすくしておきます.会社の人には「まるで受験生のようだね」と言われました(笑)
特に珍しいことをやってるわけではありません.「ここが大事そうだ」と思う所に何かしらのマークを付け,自然とその箇所を何度も読み,なぜそこが大事だと思ったのかを考えるきっかけにしています.付箋やラインが引いてある所は「お宝の場所」だと思ってます.
何を書く?
正直言いますと,「これが書評だ!」という解答を持っていません.とはいえ,その本の魅力だと思うことを書ければ良いのかな,と思っています.共感したことや,考えさせられたことなど,自分にとってプラスになったことがその本の魅力だと思います.つまり,その本の魅力を,他の誰かに伝えられる「感想」が重要だと考えます.
書評は時間がかかる!
書評を書くにはとても時間がかかります(私だけ・・・?).以下の記事は,対象となる本『モチベーションドリブン』を読み終えるのに約4〜5時間かかりました・・・.上で紹介した「私の読み方(お宝探し)」のように付箋貼ったり,ラインを引く時には,その箇所を何度か読み返したり,なんでここが重要だと思ったのかを考えながらやるので,余計に時間がかかる要因にもなります.時間がかかることを前提に考え,「1週目は本を読んで,2週目でブログを書く(by カックさん)」といったように準備期間を設けて取り組むのが良いと思います.
最後に
書評は,インプットとアウトプットの流れを作りやすいものだなと思いました.この流れに乗っかって自身の成長に繋げるためにも,果敢に書評に挑戦していきたいなと思います!