経営戦略,事業経済性の勉強メモ:『MBA 経営戦略』

今日読んだ場所

  • 第1部: 経営戦略の基本コンセプト
    • 第1章: 事業経済性の活用
      • 1: 典型的な事業経済性
      • 2: SCP モデルと5つの力分析
      • 3: アドバンテージ・マトリックス
      • 4: ポーターの3つの基本戦略と戦略グループ
      • 5: 業界内の地位に応じた戦略
      • 6: バリューチェーン
    • 第2章: 自社の強みの構築と活用(未読)
    • 第3章: 戦略の動的プロセスとラーニング(未読)

概要

セブンイレブンやアマゾンなど,身近な企業の事例とともに,利益を上げながらの成長,他社より優位なポジション取り(ポジショニング論),そのカギとなるコスト,これらをキーにした説明がされています.

典型的な事業経済性

事業経済性を言い換えると,コスト低減のメカニズムです.多くある事業経済性のうち以下の5つについて説明されています.

  • 規模の経済性
    • 規模(売上高)が増すと製品1単位当たりのコストが低減することを指す
  • 習熟の経済性(経験曲線)
    • 累積生産量が増すほど単位当りのコストが減少することを指す
  • 範囲の経済性
    • 異なる事業間における資源の共有によるコスト低減
  • 密度の経済性
    • 店舗や配送センターを高密度に配置することで輸送コストの節約
  • ネットワークの経済性
    • SNSなど,利用者が増えれば増えるほど,顧客獲得コストやサービス提供コストが低減

「なんでコンビニがこんな近距離でたくさんあるのか」と思っていましたが,まさに「密度の経済性」でした.輸送コストの節約だけでなく,店舗や配送センター自体が広告媒体になり,広告投資の節約にもなるようです.

余談ではありますが,沖縄にセブンイレブンが出店(14店舗)したのはつい最近のこと.もっともっと密度高くして欲しい!って思ったら・・・なんと2024年には250店舗目標とのこと!セブンのお弁当美味しいから家の近くにできることを期待です!

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メモ(初めて聞いた言葉)

  • バイイングパワー

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