経営戦略,事業経済性の勉強メモ:『MBA 経営戦略』
- 作者: グロービス経営大学院
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/03/17
- メディア: 単行本
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- 第1部: 経営戦略の基本コンセプト
概要
セブンイレブンやアマゾンなど,身近な企業の事例とともに,利益を上げながらの成長,他社より優位なポジション取り(ポジショニング論),そのカギとなるコスト,これらをキーにした説明がされています.
典型的な事業経済性
事業経済性を言い換えると,コスト低減のメカニズムです.多くある事業経済性のうち以下の5つについて説明されています.
- 規模の経済性
- 規模(売上高)が増すと製品1単位当たりのコストが低減することを指す
- 習熟の経済性(経験曲線)
- 累積生産量が増すほど単位当りのコストが減少することを指す
- 範囲の経済性
- 異なる事業間における資源の共有によるコスト低減
- 密度の経済性
- 店舗や配送センターを高密度に配置することで輸送コストの節約
- ネットワークの経済性
- SNSなど,利用者が増えれば増えるほど,顧客獲得コストやサービス提供コストが低減
「なんでコンビニがこんな近距離でたくさんあるのか」と思っていましたが,まさに「密度の経済性」でした.輸送コストの節約だけでなく,店舗や配送センター自体が広告媒体になり,広告投資の節約にもなるようです.
余談ではありますが,沖縄にセブンイレブンが出店(14店舗)したのはつい最近のこと.もっともっと密度高くして欲しい!って思ったら・・・なんと2024年には250店舗目標とのこと!セブンのお弁当美味しいから家の近くにできることを期待です!
メモ(初めて聞いた言葉)
- バイイングパワー