インプットとアウトプットの「正のスパイラル」を生み出す「書評」のススメ

「書評にチャレンジしようと思ってるけど,敷居が高いな」と感じてる方は少なくないと思います.私は書評を始める前,このように思っていました.

  • そもそも本を読むの好きじゃないんだよな
  • 要約するだけじゃダメなんだよね?
  • なんだかただの感想文になっちゃいそう

書評を始めてみて感じた魅力や,自分にとってどんなメリットがあったのかを書きます.先月までブログのメンタリングをしていただいたカックさん(@kakakakakku)に教わったこと,自身で経験したことをもとに書いていきます.

書評を始めて変わった意識

私は今,「本を読む」ことについて,このように感じています.

  • 本には新しい知識や考え方のお宝がたくさん
  • 「本を読む」という感覚よりも「ネタ(お宝)を探す」という感覚
  • 新しく知った言葉をキーワードに,別の本を読む(さらなるお宝探しの旅へ出発!)

そのため,自然とインプットを自ら求めるようになり,「本を読む」ことが「苦」ではなくなりました.

私の読み方(お宝探し)

私の場合の読み方をご紹介します.共感した箇所,大事だと思った箇所など,少しでも気になった単語には丸で囲ったり,文章にはラインを引きます.特に心に響いた箇所には付箋を貼って後で読み返しやすくしておきます.会社の人には「まるで受験生のようだね」と言われました(笑)

特に珍しいことをやってるわけではありません.「ここが大事そうだ」と思う所に何かしらのマークを付け,自然とその箇所を何度も読み,なぜそこが大事だと思ったのかを考えるきっかけにしています.付箋やラインが引いてある所は「お宝の場所」だと思ってます.

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付箋の色や向きに特別な意味はありません(意味付けしても覚えられない・・・笑)

何を書く?

正直言いますと,「これが書評だ!」という解答を持っていません.とはいえ,その本の魅力だと思うことを書ければ良いのかな,と思っています.共感したことや,考えさせられたことなど,自分にとってプラスになったことがその本の魅力だと思います.つまり,その本の魅力を,他の誰かに伝えられる「感想」が重要だと考えます.

書評は時間がかかる!

書評を書くにはとても時間がかかります(私だけ・・・?).以下の記事は,対象となる本『モチベーションドリブン』を読み終えるのに約4〜5時間かかりました・・・.上で紹介した「私の読み方(お宝探し)」のように付箋貼ったり,ラインを引く時には,その箇所を何度か読み返したり,なんでここが重要だと思ったのかを考えながらやるので,余計に時間がかかる要因にもなります.時間がかかることを前提に考え,「1週目は本を読んで,2週目でブログを書く(by カックさん)」といったように準備期間を設けて取り組むのが良いと思います.

yudy1152.hatenablog.com

最後に

書評は,インプットとアウトプットの流れを作りやすいものだなと思いました.この流れに乗っかって自身の成長に繋げるためにも,果敢に書評に挑戦していきたいなと思います!

「わくわく」仕事がしたい!:『本気でゴールを達成したい人とチームのための OKR』を読んでみた

私の会社(技術部のみ)では,2019年1月から OKR を取り入れました.何となく分かったつもりでいました.しかし,やるからには OKR の事をきちんと知ろうと購入したのがこちらの本です.チームのリーダー向けに書かれていますが,リーダーだけでなく,いちメンバー,つまり全ての層の方にオススメしたい本です!

本気でゴールを達成したい人とチームのための  OKR

本気でゴールを達成したい人とチームのための OKR

目次

  • はじめに
  • 第1章:今こそ,組織の時代
  • 第2章:組織力の公式
  • 第3章:変えるべきは意識ではなく仕組み
  • 第4章:OKR(仕組み)で組織力が高まる
  • 第5章:OKR の始め方
  • 第6章:OKR の運用
  • 第7章:OKR 導入事例インタビュー

本書の特徴:Objectives は「目標」ではなく「目的」

本書では OKR(Objectives and Key Results) の O を「目標」ではなく「目的」という言葉を使って説明されています.OKR は目標管理手法の1つとして紹介されている記事がたくさんあり.その中で O は「目標」と訳されて使われることが多いです.

「目標」と「目的」は似たような言葉ですが,明確に分けられています.

  • 目標は「目的」達成の過程,すなわち,「目的」へと至るステップ
  • 目標は具体的,「目的」は抽象的
  • 仕事における「目的」は,その仕事に取り組む理由,意義といった意味も含まれることがある

両者の違いを踏まえ,定性的で「何を達成したいのか?」を表す Objectives は,「目的」という言葉が使われています.実は,Key Results の方こそ「目標」を意味するものと捉えることができる,とされています.

「目的」は「わくわく」の源泉!

第1章:1節「個人の時代と言うけれど」で,著者の考えとして,個人の働き方が大切にされる流れの中でも,大きな成果を生み出すには組織の力が欠かせないとあります.その組織のどの立場にいても以下のような「もやもや(ネガティブな感情)」が自然発生的に生まれます.

  • 経営者のもやもや
    • もっと経営者視点を持ってほしい
    • 戦略をきちんと実行してほしい
  • 上司のもやもや
    • 部下が指示待ちで困る.自主性を持ってほしい
    • 報告や連絡がこない
  • 部下のもやもや
    • もっときちんと指示を出してほしい
    • 報告や調整業務がめんどうだ

組織にはどうしても「もやもや」が生まれてしまうけれども,組織が存在し続ける理由として,組織の中に「わくわく」があるから,と書かれています.

目的を持つことこそが「わくわく」の源泉であり,普段以上の力を発揮させ,自分を成長させる重要な要素となります.

私の場合,何に「わくわく」するのか考えてみました.今までやったことがない事を任された時,難しそうな事を任された時など,何かを任された時は嬉しいものです.しかし,その嬉しさよりも,任された事ができるようになった時(未来)のことを想像して「わくわく」します.私1人だけでなく,チームのみんなが同じように「わくわく」しながら仕事ができたら,きっと今以上に楽しいでしょう!

とはいえ,全ての仕事が楽しいと思えるようなものではないと思います.そんな時は,少し時間がかかりますが,その仕事をする事で何か得られる事がないか,それをする事で少しでも周りの役に立てるなら,と腹落ちさせると「わくわく」が自然と出てきます.おそらく,これが本書で言われている「発想を変えていく」ということになるのかな,と思いました.

「目的(O)」を設定する時のコツ

コツの1つとして何が実現されたら最高の褒め言葉をもらえるかを考えてみる,ということが挙げられています.

「素晴らしい!期待以上だ!」と顧客が大喜びしている状況を想像してみましょう.その際,顧客を具体的に思い浮かべ,「◯◯さんが◯◯と言ってくれた」と顧客の褒め言葉をリアルに想像してみて,その時にいったい何が実現されているか,チームで考えてみてください.うまくいけば「目的」が設定できるだけでなく,チームに前向きな姿勢も醸成されます.

これを読み,「なるほど!」と思いました.「目的」の設定の仕方について視点が変わりました.「部の目標」と一貫性のある目標を設定しなければ,という考えが先にありました.一貫性を保つことは重要なことですが,上記引用のように考えることで,私自身の想いが込められた「目的」を設定できるようになったと思います.

「重要な結果指標(KR)」を設定する時のコツ

コツの1つとして「結果指標」を中心に設定する,ということが挙げられています.

KR には,可能な限り結果指標を中心に採用することが望ましいです.なぜなら,最終的な「目的」結果に基づくものであり,KR に行動指標を設定しても,目的に到達したか判断がつかないからです.

行動指標は,「100人に営業メールを送る」,「毎週1本ブログ記事をアップする」などのことです.これに対し「結果指標」は,「売上1億円」,「100万ページビュー」など,行動した結果を測る指標のことです.結果指標を設定することで,メンバーの行動を縛ることなく,創意工夫を行うことが求められます.

まさに今までの KR には「毎週◯◯を××回する」のような行動指標を設定していました.継続して行動できたことは,達成感や,成長の実感を得ることに繋がりました.しかし,それが本来の目的達成にどのくらい繋がったのか正直分かりませんでした.なので,第3四半期(7〜9月)の KR では「結果指標」を設定し,3ヶ月後,何か今までと変化があったのかなどを記事にしたいと思います.

最後に

OKR を設定することに悩まれている方は多いと思います.設定が完了してもそれで OK というわけではありません.「目的」を設定し,「結果指標」を設定した後は,どう行動していくか,が重要になってきます.OKR は,この「どう行動していくか」をチームのみんなと話合い,行動にうつしていくためのコミュニケーションツールなんだな,と感じました.このツールを活用し,チームのみんなで「わくわく」しながら仕事していけるよう邁進して参ります!

「感情」の大切さを実感:『モチベーションドリブン』を読んでみた

先日,「組織開発」や「人材開発」の書籍を求めて本屋をウロウロしていた時,この本と出会いました.「〜ドリブン」に弱いのか,タイトルを見ただけで「よし,買おう!」と思い,購入しました.

著者が執筆した理由として,

  • 「残業時間の削減はどのように進めていけば良いか」
  • 「女性管理職の比率はどうやって上げているか」

このような質問が増えてきたが,これらは局所的な課題であり,「働き方改革」の真の目的が忘れ去られていることに危機感を覚えたため,と述べています.働き方改革の真の目的は「組織としての生産性の向上」だと考えており,これを実現するために大切な考え方として次のものを挙げています.

「One for All, All for One」
ONE を個人に置き換え,ALL を組織に置き換えると,「個人は組織のために,組織は個人のために」となる.個人の欲求に寄り添いすぎれば,組織としての成果が最大化できず,逆に,組織の成果に寄り添いすぎれば,個人が疲弊する.

こちらの本では,この「One for All, All for One」という考え方を基軸に「働き方改革」について考えていくものとなっています.

目次

  • 第1章: 人間観と組織間を刷新せよ
    • 01: 「カネ」と「ポスト」だけで人は動かせない
    • 02: 「個人の集合体 = 組織」ではない
    • 03: 「One for All, All for One」で考える
  • 第2章: 個人にとっての働き方改革 〜アイカンパニーの時代〜
    • 01: 個人と企業の関係性の変化
    • 02: 個人はアイカンパニーの経営者となれ
  • 第3章: 企業にとっての働き方改革 〜モチベーションカンパニーの時代〜
    • 01: 変化する二つのの市場
    • 02: 労働市場への適応は待ったなし
    • 03: 企業を束ねるもの
  • 第4章: 「One for All, All for One」を無視した働き方改革が会社を潰す
  • 第5章: 最も重要な「従業員エンゲージメント」
    • 01: 競争優位の源泉はエンゲージメント
    • 02: エンゲージメント経営への道
    • 03: 全社員の「視界共有」でエネルギーを創出
  • 終章: 組織に潜む「モチベーション症例」とその処方箋
    • 01: 「拡大ステージ」に潜む五つのモチベーション症例
    • 02: 「多角ステージ」に潜む五つのモチベーション症例
    • 03: 「再生ステージ」に潜む五つのモチベーション症例

各章の紹介

「第1章」では,個人と組織,それらの関係性がどのように変わりつつあるのか,新しい人間観と組織観が提示されています.人間観は「感情」を,組織観は人数ではなく「関係性の数」を見ることの大切さが書かれています.「第2,3章」では,それぞれ個人・組織の立場に立って「働き方改革」を論じています.「第4章」では,「働き方改革」の各テーマに沿って,著者の会社の事例を交えながら,個人・組織それぞれに対する施策をどうバランスよくとっていったらよいか,が述べられています.「第5章」では,企業と従業員の相互理解,相思相愛の度合いを表す「従業員エンゲージメント」の重要性について書かれています.これは「One for All, All for One」を高いレベルで実現するために必要不可欠なものとされています.「終章」では,One for All,All for Oneの実現を阻害する様々な「モチベーション症例」を,企業の成長ステージに分けて整理し,それらの対応策が提示されています.

「感情」にフォーカス!

人には「感情」があり,それを無視した施策では問題がある,としています.この重要な要素である「感情」にフォーカスします.

人間観を改めた経済学

以前は,お金のことばかりを考える「完全合理的な経済人」とした人間観でした.しかし,「行動経済学」では,人間は限定的に合理的ではあるものの,「感情」で判断が大きく左右されるものだとされました.このように,経済学が人間の感情心理も考慮した人間観に変わってきたため,企業も人間は「限定合理的な感情人」であるという人間観を持つことが大切です.

仕事で褒めらることはありますか?

私は,チームメンバーに,ちょっとハニカミながら「〜やってくれてありがとう」と感謝された時は,「あぁ,大変だったけど頑張ってよかった.」と嬉しく思います.嬉しいという感情だけでなく,「次も頑張ろう!」,「次はもっと役に立てるよう頑張ろう!」とモチベーションがアップします!

「感情報酬」という新たな報酬

「完全合理的な経済人」であるという人間観に基づいて作られてきた仕組みの中に「報酬」があります.給料やボーナスといった「金銭報酬」や,課長・部長といった「地位報酬」が中心としてありました.しかし現在は,金銭と地位だけで人は頑張れない,「限定合理的な感情人」という人間観に立ち,次のような欲求に対する報酬が新たに必要になるのではないか,と提示しています.

  • 承認欲求: 自分はかけがえのない一員だと認められたい
  • 貢献欲求: 誰かのために役に立ちたい
  • 成長欲求: 以前と比べてこんなことができるようになった
  • 親和欲求: 良好な人間関係の中で働きたい

著者の会社では,こうした欲求・感情を満たす報酬のことを「感情報酬」と呼んでいます.金銭・地位報酬が仕事の成果に対するものであり,「感情報酬」は誰かとのコミュニケーションによって得られるものです.企業は,感情人である従業員1人ひとりをよく見て感情的な側面をくみとり,さらに感情を刺激するような施策を打つ必要がある,と説いています.

私の今のモチベーションの源泉を考えてみました.

ブログを始めたのは,新しいことにチャレンジして成長したいためです.また,今年の1月からチームで働くことを意識してモブプロ (モブワーク)をしているのは,「メンバーの成長に役立ちたい」,「コミュニケーションをたくさんとっていい人間関係をつくりたい」ためです.「承認欲求」は薄いかもしれません(汗)

チームメンバーとコミュニケーションの密が増したことで,私自身の心に変化があったと実感しています.「何かを学ぶ → チームへ貢献 → 褒められる → 学ぶ意欲アップ」という正のスパイラルに入っています.私の場合は,これを1人だけで成り立たせることは難しく,コミュニケーションの相手がいるからこそ成り立ったものかな,と思います.

まとめ

仕事において目標を立てる際には,定量的なものであることが求められます.そうでないと評価しづらい,ということもあるでしょうが,今の状況が全体のどれくらいなのか,というのが見えません.しかし,目標に向かって動くのは人ですし,動くためには動機付け(モチベーション)が必要です.どちらか一方ではなく,両方大事なことなんだと思います.

数字は重要なんだけれどもそれに捉われず,周りの人たちの「感情」を大事にしていきたいなと思える一冊でした.

いい刺激を受けたイベント「Laravel Meetup Connect」の参加レポートです!

2019/06/14(金) Laravel MeetUp Connect というイベントに参加しました!Laravel について LT を行ったりします.面白い試みとして,沖縄・宮崎・名古屋・大阪の各会場を Zoom(Web 会議)で繋いで行いました.主催者の鈴木さんが言うには,「地方で勉強会を行う課題として,なかなか発表者が集まらない.それなら各地域で繋いで発表しあおう.」という発想で,積極的に各拠点を繋いで勉強会を行なっているとのことです.

沖縄ではイベントが多くはないので,仮に主催場所が沖縄以外だったとしても,リモート参加 OK なものが増えていくと嬉しいですね.

re-build.connpass.com

質問は Twitter ではなく sli.do で

LT 中に質問したいことがあったらハッシュタグを付けて Twitter に投稿することが多いと思います.今回は「sli.do」という質問を匿名で集められる Web サービスを使いました.Twitter 上では,質問を見落としたり流れてしまうことが多いため,このサービスを使ってみようとなったようです.

www.lifehacker.jp

LT 第一弾: View composer

沖縄会場から,私と同郷(神奈川)でコスプレ好きな鈴木さんの発表です.

View 側で,全てのページで共通するデータを利用したい時に効果的な View Composer の紹介でした.例として,ユーザーのプロフィール情報を表示する画面内のヘッダーやサイドバーなどで共通の変数を扱うケースでした.

実装した内容についてメモさせていただきました.

  • サービスプロパイダーの用意
  • app/config.php に登録
  • Composer クラスの作成(ロジックを書く部分)
  • ServiceProvider への登録
  • Blade ファイルの修正

今回は,変数のバインドに絞って利用したけれども,Blade テンプレートの中で if 文が複雑になりそうであれば View composer に寄せていくといった使い方ができるだろう,とのことでした.

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センスのない撮り方・・・

その他

沖縄で初開催となる PHP カンファレンスの告知がありました.絶対いきます!!

phpcon.okinawa.jp

LT 第二弾: 駆け出しエンジニアのコードをレビューしてみた

宮崎会場から,キャンプやフェスが趣味の大塚さん.「キャンプ×プログラミング」のワークショップを行なっている,とのことです.楽しそうですね!

インターン生への課題(イベント管理システムを作る)の中で, Controller を対象にレビューをし,リファクタリングをしていく過程の紹介でした.200 行ある Fat な Controller を 3 ステップでスッキリさせていく様は気持ちよかったです.

この 3 ステップは次のようなものでした.

1. バリデーションを FormRequest で

Controller でリクエストデータのバリデーションを行なっていたのを,FormRequest クラスをタイプヒントで利用することで 200 行から 150 行へ削減!

2. アクセサと appends

イベント情報の更新処理内には,日付の加工などが行われていました.アクセサと appends を利用することで,テーブルにないカラムをイベントオブジェクトのプロパティに追加ができ,150 行から 130 行で削減!

3. Service クラスの導入

イベント情報の一覧を取得する処理などで,ビジネスロジックが含まれていたのを Service クラスへ以降し,130 行から 85 行へ削減!

その他

Laravel に関することだけではなく,初心者への教育という観点の会話も生まれました.

「初めから綺麗に書くよう指導するのがいいか.または,一度作った後にまとめてレビューをするのがいいか.」

私もすごく同意したい意見がありました.「最初から綺麗な書き方を教えてしまうと,何が綺麗で,何が汚いかが分からないだろう.なのでまずは自分で作ってもらう.」という意見です.「差」を見ることで理解度が増し,成長に繋がるのではないかと思いました.

LT 第三弾: コンシューマ向けSPA開発から得られた知見

大阪会場から,猫が大好きな jiyuujin さん.「Laravel + Vue」の SPA を開発した際に,パフォーマンスを改善するために行なった取り組みの紹介でした.

少しでもパフォーマンスを上げるため,以下の点を意識した,とのことです.

  • 設計はエンティティごとに切る
  • 非同期通信に注力
    • Web のパフォーマンスにいい影響
    • 大量データを登録する時に力を発揮
  • 極力パッケージを入れない

また,おすすめなパッケージとして「google/apiclient」が挙げられていました.これは Google スプレッドシートにアクセスして扱うことができるものです.今度触ってみようかな,と興味を持ちました.

まとめ

イベントの参加レポートに挑戦するにあたって,写真撮影を試みてはいたのですが,光が反射して見えにくいものばかりになってしまいました.位置取りも重要ですね.

初めから LT 枠に申し込んでいなくても,飛び込み参加が可能な雰囲気でした.次からはいつでも飛び込み LT できるようにネタを作っておこうと思います.

イベントのテーマは「Laravel」でしたが,Laravel 以外のことで他の人の考えや意見を聞けるのは,とても刺激になるなと感じました.今後も積極的に参加していこうと思います!

3ヶ月続けたカックさん(@kakakakakku)のブログメンタリングを卒業しました

2019年3月から,カックさん(@kakakakakku)にブログメンタリングを受けていました.初めは辛いと感じた時もありましたが,「ブログめっちゃ楽しい!」と思うようになりました.この3ヶ月間をふりかえり,学んだことなどをまとめます.

メンタリングを受けた経緯

今年の1月から,会社で Tech ブログを書いていこうとなり,月1回,記事の公開を目標としていました.しかし,ブログを書いたことがなく,どう書いたらよいものか,何を書いたらよいものか悩み,2月にようやっと振り絞って1記事書きました.それを見かねた弊社 CTO から,「知り合いにブログのメンターやってくれる人いるけど,やりたい人募集ー!」という連絡を受け,「ぜひ!」と応募することになったのがきっかけです.

まず最初に得たことは「アウトプット駆動」

最初の1週間は辛かったです.ブログあるあるかもしれませんが,こんなことを思っていました.

  • 何を書いたらいいか分からない
  • どう書いたらいいか分からない
  • 頑張って書いても,結局すでに誰かが書いてるだろう(質も高いだろう)

しかし,こんなことは気にしなくていいんですね!

未来の自分のために外部記憶装置として書き残しておけば良いのよ!

kakakakakku.hatenablog.com

kakakakakku.hatenablog.com

カックさんの記事を読み,気にしてる時間がもったいない,ブログを書こう!アウトプットをしよう!という精神を持つことができました.この2つの記事を読んだだけで明らかにモチベーションが高くなったことを覚えています.そして自然に,普段の業務中でも,エラーが発生したら「ラッキー!ブログネタ1つできた!」と思うようになり,常にネタが転がっていないか,ネタへの嗅覚が増しました.社内で「ブログ駆動開発だー!」と得意気にしていました(笑)

意識の方向が変わっていった:アウトプット → インプット

アウトプットのネタを探すようになったため,インプットする量が増えました.他の人のツイートや,ブログなどを読むようになり(まだまだ満足のいく量ではありませんが),気になることや勉強したいことが芋づる式に増えていきました.

社内でブログメンターをすることに

たくさん反省点はありますが,この3ヶ月間,本当に楽しかったです.世界が広がったと言っても過言ではありません!この楽しさを,自身の中に留めておくのはもったいないと感じ,6月から社内でブログメンターをすることになりました.メンティーにも自分が味わった楽しさを感じてもらえるように頑張っていきたいと思います!

今後の挑戦

メンタリング期間が終わったからといって,ブログを書くことが終わるわけではありません.むしろ始まったばかりだと思っています.これだけは言いたいです.「書きたいから書く!」と.

とはいえ,メンタリング期間中にいただいたアドバイスで,まだ実践できていないこともあり,それも踏まえて新たな挑戦事項を挙げます.

  • 月曜日にブログを公開することを目標とする(少なくとも平日中に)
  • 技術系,非技術系に関わらず,「書評」にチャレンジ(月2本)
  • 他の人の記事を読んで,コメントを添えてシェアする(毎日)
  • アウトプットの場をブログだけでなく,イベントに参加して LT で発表(月1回)

最後に

会社の目標としてブログを続けていたら,今頃放り投げていたかもしれません.そうでなくても,今のように「楽しさ」を感じることはできなかったと思います.この3ヶ月間は,ブログの楽しさ,アウトプットの楽しさだけでなく,人生観までも変わった時期でもあります.

カックさん,本当にお世話になりました.ありがとうございました!!

人事の大変さ,ありがたさがわかった「マンガでやさしくわかる人事の仕事」

私は HR Tech(Human Resource と Technology を合わせた造語)の業界にいます.『HRテクノロジー活用の教科書』では,HR Tech を「人事労務業務を効率化するクラウド型 IT サービス」と定義しています.人事がどういう仕事なのか,何を考え,何を解決したいのか.そのために Tech 方面からどう支援できるかをもっと深く考えられるようになりたいため,人事について勉強しています.初めて人事に関する本『マンガでやさしくわかる人事の仕事』を読みました.

マンガでやさしくわかる人事の仕事

マンガでやさしくわかる人事の仕事

日本一わかりやすい HRテクノロジー活用の教科書

日本一わかりやすい HRテクノロジー活用の教科書

目次

  • Part1 人事の仕事とは
  • Part2 採用する
  • Part3 評価と配置
  • Part4 人を育てる・守る
  • Part5 働きやすい職場を作る

人事部の役割

Part1-01「企業をとりまく変化と人事部の役割」では,企業を取り巻く環境にどのような変化があり,人事に寄せられる期待について書かれています.環境の変化は以下のものが挙げられています.

  • 変化1: 社会変化のスピード化
  • 変化2: 競争範囲の拡大
  • 変化3: 顧客ニーズの多様化
  • 変化4: 「商品」のサービス化

これらの変化により,人材は非常に重要な経営資源と位置付けられ,人事は経営貢献度の高さが求められるようになりました.以前は,労務管理などの機能が中心でした.しかし現在は,経営ビジョンを達成するため,人材をいかに確保し,育成し,活躍してもらうかの仕組み作りに大きな期待が寄せられています.

人事に向けられる期待が想像以上に大きいことを知りました.確かに,採用活動や研修,私たち社員が働きやすい環境を整備してくれている,頑張ってる姿を見てきました.それでも私が見えてる範囲は小さなものです.現場レベルで,何を・どう支援できるか,を考えさせられる章でした.

人事異動

Part3-02「人事異動」では,異動が何の目的で実施されるのか,注意点などが書かれています.「人事異動」の目的として以下のものが挙げられています.

  • 適正配置の追求

    各部門にどのような人材を何人配置するか,個人の能力や強み・弱みも考慮したうえで「適材適所」「配置する」事を目的としています.

  • 組織活性化

    組織内の人が動くことにより,新たな人間関係に適応していこうという行動が組織の活性化につながります.

  • 従業員の能力開発

    新しい業務を習得したり,新たな人間関係の中で適応しようとすることで「能力開発」が促進されます.

「異動」には様々な目的やメリットがある事を知りました.「異動」はまだ見た事もない偉い人たちが決めるもの,というイメージを持っています.1人1人の「動機付け」が,「人」と「組織」の活性化につながる重要なポイントだと思いました.「人」が活き活きと働いている状態,「組織」が活性化されている状態はどういったものなのか?どうすれば可視化できるのか?「人」だけではなく,「組織」だけではなく,両方の視点(もっと別の視点があるかもしれない)から考えられるようになっていきたいと思いました.

まとめ

「人事」への認識が大きく変わりました.感謝の想いが込み上げてきます.HR Tech 業界で貢献していけるように勉強していきたいと思います!

理科系の作文技術を読んでみた

ブログの記事や仕事で書く文章の質を高めたく,『理科系の作文技術』を読み,実践していきたい事をまとめました.

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

目次

  • 第 1 章: 序章
  • 第 2 章: 準備作業(立案)
  • 第 3 章: 文章の組み立て
  • 第 4 章: パラグラフ
  • 第 5 章: 文の構造と文章の流れ
  • 第 6 章: はっきり言い切る姿勢
  • 第 7 章: 事実と意見
  • 第 8 章: わかりやすく簡潔な表現
  • 第 9 章: 執筆メモ
  • 第 10 章: 手紙・説明書・原著論文
  • 第 11 章: 学会公演の要領

準備作業(立案)

第2章「準備作業(立案)」では,「主題の選定」や「材料の探索」の必要性や心得が書かれています.そのうち 2.3「主題の選定」に次の説明があります.一つの文書では一つの主題に集中すべきです.複数の主題が混ざると,読者に与える印象が散漫になり,説得力が低下するからです.また,自分自身の経験で得た情報(なまの情報),それについての自分自身の考えに重点をおくべきです.これらは,例え不備であり未熟・浅薄であっても,オリジナリティという強みを持っています.

私はなまの情報を特に意識しています.自身が体験した事をブログにアウトプットしておくと,その時に得た情報だけでなく,その時の感情も思い出せるからです.

パラグラフ

第4章「パラグラフ」では,文章のどこで切ってパラグラフとすべきか,パラグラフの構成はどんな条件を満たすべきか,について書かれています.パラグラフはある一つのトピック(小主題)についてある一つの事(考え)を言うものです.そこで何について言おうとするのかを一口に,概論的に述べた文が含まれ,これをトピック・センテンスと言います.パラグラフに含まれるその他の文は,トピック・センテンスで要約した事の詳細を説明します.これを展開部の文と言います.

著者が勧めている習慣があります.文章を書きながら絶えず読み返し,各パラグラフに必ずトピック・センテンスがあるか,展開部の文はトピック・センテンスとちゃんと結びついているかをチェックするというものです.

私はこれまでブログを書く際に,見出しに対して何を書くか,しか意識していませんでした.「要は何が言いたいのか」が分かりにくい形になっています.ブログの記事だけでなく,仕事で書く文書も,上の習慣を意識していきたいと思います.

わかりやすく簡潔な表現

第8章「わかりやすく簡潔な表現」では,一つ一つの文を書くうえでの心得が書かれています.長い文は読み返さないと判らない文になりがちなため,短く,短くと心がけて書くべきとあります.また,頭の中にびっしり詰まっている書きたい事を文章にする時に,以下の事を心がけるように述べています.

  • 書きたい事を一つ一つ短い文にまとめる
  • それを論理的にきちっとつないでいく
  • いつでも「その中では何が主語か」を明確に意識して書く

文を短く,短く,というのは意識していました.しかし,一つ一つの文をきちっとつないでいく,という所まではできていませんでした.文を単体に見るのではなく,全体の主語が何か,を意識していきたいと思います.

まとめ

今回初めて書評に挑戦したのですが,単純に要約しただけになっていないか,ただの感想文になっていないか,という事を気にしすぎて時間がかかってしまいました.本を読み,ブログを書き,という事はとても根気のいる事だなと感じました.しかし,それ以上に楽しさを感じました.気になった箇所に付箋を貼り,線を書き込みながら読み進め,今までの読書よりも深く考えながら読めたと思います.

今後ブログを書く時には,この『理科系の作文技術』は常に側に置いてバイブルにしたいと思います.そして,たくさんブログを書いてクオリティを上げていきたいと思います!

参考記事

マネし過ぎないように気をつけつつ,参考にさせていただきました.

kakakakakku.hatenablog.com